2007年01月14日

メルセデスのアクセリング

あなたはドイツ車をドライブしたことがありますか?
私はドイツ車のオーナーになったことはないのですが、
過去に友人・知人等所有のメルセデスベンツを
ドライブさせてもらったことがあります。

ミディアムクラスのE-classでは、
W124の300E、W210のE300、AMG-E50の3車種、
それとSL-classで、R129のSL600もドライブしています。

かれこれ数年前のことなのでそのインプレッションを
思い出しながら書いてみたいと思います。

欧州車のパーツを輸入販売している会社に勤務していた
時期がありまして、同僚がW124の300Eに乗っていて
社長がR129のSL600に乗っていたのです。
(ちなみに私は当時アウトドア派でデリカの
 スターワゴンに乗っていました。。)

SL600の脱着可能のハードトップは
大の大人2人でやっと取り外しができる位重いものです。
いつも手伝わされていましたが、かなりハードでした・・
手を滑らせて落としたら大変ですから。。

パーツ輸入通販の仕事をしているうちに、
どんどん欧州車のとりこになって行きましたね。
中でもとりわけメルセデスに興味を抱くようになりました。

W126の時代は、黒塗りのベンツといえば
ちょっと近寄り難い感じでしたが(笑

ドライブした4車種に共通したインプレッションですが、
国産車にはない重々しいアクセルです・・

なんとも重厚なアクセルなのです。
特にW124、R129は顕著に感じます。

しかし、ひとたび強く踏み込むと、、
V12が雄叫びを上げて強烈なGを発生させ身体をバケットシートに
容赦なく叩きつけてきます。

AMG E50は、代行運転の手伝いをしているときに
お客様のE50をドライブさせていただく機会に恵まれました。
ノーマルのE320などと比較しても正直まったく別物です。

まさしくチューニングカーです。

普通にドライブしていると、気持ちよく酔っていたお客様から
「もっと踏み込んでみろよ」なんて云われまして
慣れない左ハンドルを握り締め
アクセルを強く踏み込んでみました。

チューニングカー独特のエキゾーストノートを響かせ
胸をすく加速感に全身が包まれました・・・

表現力が乏しくて言葉では伝えきれないのですが、
V12の加速感が重厚な加速感なのに対して
AMGの加速感は軽快な感じがしました。

ドライバーの感情を理解しているかのごとく
メルセデスのアクセリングは呼応してくれます。

メルセデスをドイツ車の代表とするなら
国産車と比較しても特筆すべき特徴だと思います。


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2007年01月13日

アメリカナイズされたドイツ車

戦前からGMの欧州拠点として発達した経緯から
ドイツ車としてはアメリカ的な実用品イメージの
強いクルマを作ってきたメーカーのオペル。

とはいいつつも、ドイツ人が作り
アウトバーンを走ってきただけに基本性能は
他のドイツ車同様カチッとしてしっかりしている。

内装・外装のイメージも国産のクルマと似ていて
特別な高級感はないもののソツなくまとまっていて
違和感が少ない。

1993年からヤナセが販売を担当しているため
サービス面でも不安はなく
ドイツ車入門としてもうってつけの選択といえる。
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2007年01月11日

アウディ現行モデル

■A3 - VWゴルフと同じくエンジンを横置きとするハッチバックモデル。
   TTと同様にDSG搭載モデルを用意する。
ベース・グレードは3ドアのA3。
2005年7月26日一部改良とともにグレードが追加され、
オープンスカイルーフも全グレードにオプション設定された。

A3(3DOOR)
A3 Sportback(5DOOR)
S3

■A4 - アウディ伝統の縦置きエンジン、フロントドライブを
    主体とした主力モデル。
四輪駆動のクワトロ仕様をはじめとして、
ステーションワゴンタイプのアバント、オープンタイプの
カブリオレ、強烈なパワーのSなど多様なラインナップを誇る。

A4
A4 Avant (ステーションワゴン)
A4 Cabrioret

■S4 - A4ベースのスポーツバージョン。V8エンジン(344ps)搭載。

S4
S4 Avant (ステーションワゴン)


■RS4 - S4よりも更にスポーツ方向へ振ったモデル。
    Sシリーズ最強モデル。420psのV8エンジンを搭載。

RS4

■A6 - アッパーミドルクラスに属するモデル。
    日本人デザイナー・ワダサトシによるスタイリング。

A6
A6 Avant (ステーションワゴン)
S6 - 5.2L V10 FSIエンジンを搭載する。
S6 Avant - 5.2L V10 FSIエンジンを搭載する。
allroad quattro - 旧A6アバントの派生SUV。
A6 allroad quattro - 現行A6アバントベースのオールロードクワトロ

■A8 - フラッグシップモデル。
    VW製W12気筒エンジンのLWBモデルもある。オールアルミボディ。

A8
A8 12-cylinder

■S8 - V10 5.2L FSIエンジンを搭載した、
    Sシリーズのフラッグシップモデル。
S8

■TT - スペシャリティモデル。先代A3・VWゴルフWがベース。
    2006年10月日本においてもシングルフレームデザインの
    新型TTが導入。

TT Coupe
TT Roadster

■Q7 - パイクスピーク クワトロ・コンセプトの市販版。
    VWトゥアレグ、ポルシェ・カイエンとシャシーを共有する。
 日本人デザイナー・ワダサトシによるデザイン。


参考文献:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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2007年01月07日

BMW現行モデル

■1シリーズ モデルコードE87(2004年〜)

今のところ5ドアハッチバックのみ。
このクラスの現行型としてはめずらしいFRを採用。

116i、118i、120i、130iM-Sport


■3シリーズ モデルコードE46(1998年〜)

セダン、クーペ、ツーリング(ステーションワゴン)、
カブリオレ(4座オープンカー)の各車形、
およびコンパクトシリーズと呼ばれる3ドアハッチバック。
セダンシリーズはモデル名末尾がi、
クーペボディモデルは末尾がci、
四輪駆動モデルはxi、
コンパクトシリーズはモデル名末尾がtiとなる。
3シリーズの中では318iのみ、マニュアル5速車が正規輸入されていた。

BMW320i E46318i(セダン)
316ti、318ti(コンパクト)
318Ci、330Ci(クーペ)
330Ciカブリオレ
318iツーリング、325iツーリング(ステーションワゴン)


■New3シリーズ モデルコードE90&E91(2005年〜)

BMW E90 3Seriesサルーン(セダン)および
ツーリング(ステーションワゴン)がラインアップ。
スタンダードモデルにMスポーツパッケージ、
ハイラインパッケージをチョイス可。
四輪駆動モデルは、日本では330xiのみ販売。
また320iのみ6速マニュアルが正規輸入されている。

320i、323i、325i、330i(2006年まで)、335i 、330xi(セダン)
320iツーリング、325iツーリング、335iツーリング


■New3シリーズクーペ モデルコードE92(2006年〜)

現在は335iのみで日本導入は6速ATのみ。

335i


■5シリーズ モデルコードE60&E61(2003年〜)

BMW E60 5Seriesサルーン(セダン)および
ツーリング(ステーションワゴン)。
2005年後期モデルから525i、530iのエンジンがE-90と同じ
マグネシウム合金製のN52に変更。

525i、530i、540i、550i(サルーン)
525i、530i、550i(ツーリング)


■6シリーズ モデルコードE63&E64(2004年〜)

BMW E63 6Seriesクーペ(E63)およびカブリオレ(E64)

630i
650i
650iカブリオレ


■7シリーズ モデルコードE65&E66(2001年〜)

BMW E66 745iLサルーン(セダン、E65)、
ロングホイールベースサルーン(E66)

740i、750i (E65)
750iL、760iL (E66)


■X3シリーズ モデルコードE83(2004年〜)

BMW X3SUV 2007年モデルよりマイナーチェンジしNEWエンジン、
6AT、バンパーデザイン等が変更となり、2.5si、3.0si。

X3 2.5si
X3 3.0si


■X5シリーズ モデルコードE53(2000年〜)

BMW X5 4.8isSUV 2007年にフルモデルチェンジする。

X5 3.0i
X5 4.4i
X5 4.8is


■Z4シリーズ モデルコードE85(2002年〜)

BMW Z42座席ロードスター

Z4ロードスター 2.5i
Z4ロードスター 3.0si
クーペ

Z4クーペ 3.0si


■Mモデル
BMWのモータースポーツ関連研究開発部門子会社であるM GmbH(以下M社)
によりBMWの通常モデルに大幅に手を加え、
高い走行性能を与えられたモデル。

M5M3(クーペ、カブリオレ、セダン)
M3 CSL(E46)
M3 GTR(E46)
M5(セダン)
M6 (クーペ)
M6 (Cabriolet)
M Roadster
M Coupe
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2007年01月05日

メルセデス・ベンツ現行モデル

■Aクラス(ハッチバック)

・A170→1.7リッター(1698cc)の直列4気筒SOHCエンジンを搭載116馬力。
・A170エレガンス→1.7リッター(1698cc)の直列4気筒
SOHCエンジンを搭載116馬力。装備の充実化。
・A200エレガンス→2.0リッター(2034cc)の直列4気筒
    SOHCエンジンを搭載136馬力。
・A200ターボ アバンギャルド→2.0リッター(2034cc)の
    ターボチャージャー付き直列4気筒SOHCエンジンを搭載193馬力。


■Bクラス(ミニバン)

・B170→1.7リッター(1698cc)の直列4気筒SOHCエンジンを搭載116馬力。
・B200→2.0リッター(2034cc)の直列4気筒SOHCエンジンを搭載136馬力。
・B200ターボ→2.0リッター(2034cc)のターボチャージャー付き直列4気筒     SOHCエンジンを搭載193馬力。


■Cクラス(セダン、ステーションワゴン、スポーツクーペ)

・C180 KOMPRESSOR AVANTGARDE→1.8リッターの直列4気筒
 DOHCスーパーチャージャーエンジンを搭載143馬力。
・C200 KOMPRESSOR→1.8リッターの直列4気筒DOHC
 スーパーチャージャーエンジンを搭載163馬力。
・C230 AVANTGARDE→2.5リッターのV6気筒DOHCエンジンを搭載204馬力。
・C280 AVANTGARDE→3.0リッターのV6気筒DOHCエンジンを搭載231馬力。
・C280 4MATIC AVANTGARDE→3.0リッターのV6DOHCエンジン搭載231馬力
・AMG C55→5.5リッターのV8気筒SOHCエンジンを搭載367馬力。


■Eクラス(セダン、ステーションワゴン)

・E300/E300 AVANTGARDE S→3.0リッターのV型6気筒DOHCエンジンを搭載
 231馬力。
・E320 CDI AVANTGARDE→3.0リッターのV型6気筒DOHCディーゼルエンジンを 搭載211馬力。2006年8月に日本投入。
・E350 AVANTGARDE S→3.5リッターのV型6気筒DOHCエンジン(272)を搭載
 272馬力。
・E350 4MATIC AVANTGARDE→3.5リッターのV型6気筒DOHCエンジン(272)を搭 載272馬力。駆動形式は4WDで、このグレードのみ5速AT。
・E550 AVANTGARDE S→5.5リッターのV型8気筒DOHCエンジンを搭載
 387馬力。
・AMG E63→6.3リッターのV型8気筒DOHCエンジンを搭載514馬力。


■Sクラス(セダン)

・S350 (V型6気筒 3500cc)
・S550 (V型8気筒 5500cc)
・S550 4MATIC (V型8気筒 5500cc)
・S550L (V型8気筒 5500cc)
・S600L (V型12気筒ツインターボ 5500cc)
・S65AMG (V型12気筒ツインターボ 6000cc)


■CLKクラス(クーぺ、コンバーチブル)


■CLSクラス (4ドアクーペ)

・CLS 350→3.5リッターのV型6気筒DOHCエンジン(272)を搭載272馬力。
・CLS 550→5.5リッターのV型8気筒DOHCエンジンを搭載387馬力。
・AMG CLS 63→6.3リッターのV型8気筒DOHCエンジンを搭載514馬力。


■CLクラス (クーペ)



■SLKクラス(電動ルーフ搭載ロードスター)

・SLK 200 コンプレッサー→1.8リッターのスーパーチャージャー
 直列4気筒DOHCエンジンを搭載162馬力。
・SLK 280→3.0リッターのV型6気筒DOHCエンジンを搭載272馬力。
・SLK 350→3.5リッターのV型6気筒DOHCエンジンを搭載231馬力。
・AMG SLK 55→5.5リッターのV型8気筒DOHCエンジンを搭載360馬力。


■SLクラス(ロードスター)

・SL350→3.5リッターのV型6気筒DOHCエンジンを搭載272馬力。
・SL550→5.46リッターのV型8気筒DOHCエンジンを搭載387馬力。
・SL600→5.51リッターのV型12気筒SOHCツインターボチャージャー
 エンジンを搭載517馬力。
・AMG SL55→5.4リッターのV型8気筒SOHCツインターボチャージャー
 エンジンを搭載517馬力。
・AMG SL65→6.0リッターのV型12気筒SOHCツインターボチャージャー
 エンジンを搭載612馬力。


■Mクラス(SUV)

・ML320CDi→3.2リッターのディーゼルエンジン。
・ML350→3.5リッターのV型6気筒DOHCエンジンを搭載272馬力。
・ML500→5.0リッターのV型8気筒SOHCエンジンを搭載306馬力。
・AMG ML65


■Gクラス (ゲレンデバーゲン)(本格オフロードSUV)

・G500 long→5.0リッターのV型8気筒SOHCエンジン搭載296馬力。
・AMG G55 long→5.5リッターのV型8気筒SOHCスーパーチャージャー
 エンジンを搭載500馬力。


■Rクラス(ミニバンとSUVのクロスオーバー)

・R350 4MATIC→3.5リッターのV型6気筒DOHCエンジンを搭載4WDの7AT。
 272馬力。右ハンドルのみ輸入。
・R500 4MATIC→5.0リッターのV型8気筒SOHCエンジンを搭載4MATICの7AT。  306馬力。左ハンドルのみ輸入。


■Vaneo (バネオ、2列シートミニバン)


■Vクラス
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2006年12月09日

人生の楽しみを知る人のためのクルマ

ポルシェというブランドは、第2次大戦後の創立以来、一貫して
スポーツカー・メーカーであったことから完成したと考えていい。

ポルシェはクルマのデザイナー、ドクター・フェルナンド・ポルシェの
名を冠したスポーツカーである。

最初のポルシェは、ポルシェ博士の故郷オーストリアの
グミュントで組み立てられた。
それは博士の傑作、VWビートルのパーツを使ったスポーツカーだった。

エンジンはわずか1.1Lのフラット4で、この2シーターの
オープン・ボディのプロトタイプは、エンジンがリアにではなく
ドライバーの背後に置かれていた。

このことは、現在ミッドシップのボクスターこそピュア・ポルシェだと
主張する人たちの論拠になっている。

ドクターポルシェにとって356番目のデザインとなるポルシェ356は、
快適性のためにリア・エンジンの2+2クーペが標準ボディとして選ばれた。

356は当初、クーペ、カブリオレで始まり、ロードスターを追加。
いずれもしっかりしたボディと、当時のスポーツカーとしては
豪華なインテリアを持っていた。

1960年代に入ると、ポルシェはスポーツカー・ビジネスで
確固たる地位を築く。

1963年のフランクフルト・ショーで、ポルシェはまったく新しいクルマを
発表する。それが911だ。

911はフラット6をリアに持つ新しいスポーツカーで、
排気量は2Lから始まり3L級へと拡大されていく。
空冷911は改良に改良を重ねて、34年という長寿を全うし
いまのポルシェのイメージはこの911によって築き上げられた。
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合理性と楽しさを追求し続けるクルマ

フォルクスワーゲンという自動車会社は戦後生まれであり、
歴史は浅いがドイツ的価値観をよく体現している。

ドイツ的価値観とは合理性とクルマの楽しさの追求であろう。
クルマの楽しさを理詰めで追求すると、VWの場合、4人家族が
可能な限り安全に速く移動することであり、その楽しさの追及を
ドイツは理詰めで行う。VWの魅力もここにある。

初代ゴルフは、1.5L、70馬力級エンジンながら、車重は800kgと軽く
マニュアル4速ギアボックスでスポーツカーのように走った。

初代ゴルフで画期的なのは、GTIといセグメントをつくったこと。
GTIクラスとは、平凡なFF2ボックスに高性能エンジンと足回りを与えて、
新しいプレミアムな価値を与えたクルマである。

GTIの登場によって、もともと初代ゴルフが持っていた資質なのであろうが、
ゴルフはクラスレスな小型車として認知されるようになった。

GTIは追加モデルとして1976年に出てきた。当時輸入元のヤナセは
これを輸入せず、日本の並行業者のプライスは約400万円もした。
ゴルフGTIは小さな高級車となっていく。

2003年フランクフルトショーで発表されたVWゴルフは5代目。
もはや完成といっていいクルマで、
これはもうプレミアム・セグメントである。
posted by german-car at 11:11| Comment(0) | TrackBack(1) | フォルクスワーゲン

独自の価値観を持つ人のためのプレミアム・カー

アウディが世界的なブランドになったのは1980年
”クワトロ”の登場以降である。

4WDの乗用車はそれまでも存在したが、
アウディ・クワトロは常時4WDシステムを持つ
エレガントなロード・カーであったことが新しかった。

当時も現在も、アウディはVW傘下のメーカーだが、クワトロの出現で
世界の自動車メーカーから大いに注目されるところとなった。

アウディの4つの輪マークは、このメーカーの歴史を示している。
第2次大戦前のドイツの高級車、ホルヒを頂点に、
アウディ、ヴァンダラー、DKWの4社が集合した
自動車連合であることを表しているのだ。
この4社連合はそのまま、アウト・ウニオンを名乗った。

アウト・ウニオンは第2次大戦後、
一時ダイムラー・ベンツの傘下となって生き延び
1965年にフォルクスワーゲンの子会社となる。

アウディ・ブランドのクルマが
復活するのは、これからさらにあとの事だ。

クワトロ登場以降の20年で、メルセデス、BMWと肩を並べる
プレミアム・ブランドへと成長したのである。

「技術による先進」をスローガンにWRCを制覇し、
ル・マン24時間レースで3連勝している。

メルセデス、BMW、アウディというドイツ・プレミアム御三家の中で
アウディは人一倍速いクルマである。
ターボによるハイ・パワーの技術も持っている。

ヨーロッパでは直噴ディーゼル・ターボ、TDIは非常に高く評価されている。
ターボ+4WDはアウディの技術力の大看板である。

アウディはVW傘下にあって、VWとは少し離れたところにいる。
いまやアウディはアウディ・ブランドを確立しており、
日本でも販売網をVWと分離しアウディ1本でディーラ−展開している。

アウディはメルセデスでもない、BMWでもない
独自の価値観を持っている人が
乗っているクルマなのかもしれない。
posted by german-car at 11:08| Comment(0) | TrackBack(0) | アウディ

今どき数少ない「エンジン命」のクルマ

もともと航空機用エンジンの製造会社として設立された
BMW(バイエルン・エンジン製造会社)は、第1次大戦のドイツ敗北で
やむなくモーターサイクルをつくりはじめる。

現在のBMWは1960年代初めの「ノイエ・クラッセ」
(ドイツ語で「新しいクラス」)1500の登場から始まった
といっていいだろう。

この1500こそ、いまもBMWの生産台数の半分以上を占める主力モデル、
3シリーズの元祖なのである。

日本においては、1950年代BMWはモーターサイクルの優秀性で
その名をあげた。

空冷、水平対向2気筒エンジンは静かでスムーズ、
当時モーターサイクル全盛の日本にあっても、
BMWは「高級」の名をほしいままにした。

BMWは第2次大戦後のドイツの奇跡のひとつといわれている。
BMWのクルマづくりのポリシーは「スポーティでかつゴージャス」で、
このコンセプトが世界中でウケた。

BMWのオーナメントは、よく知られたブルーと白の丸型。
バイエルンの青い空と白い雲、
あるいはアルプスの山の白い雪を示すと同時に、
飛行機の回転するプロペラを表すという。

BMWの社名ともなっているエンジンは、
いまも他の内燃機関とはハッキリ違った
キャラクターを示している。

現代のクルマでこれほどのキャラクターを持っているものを
リストアップすると、
ポルシェのフラット6、フェラーリのV12、そしてBMWのストレート6になる。

ストレート6は、いまではマイナリティになってしまったが、
乗るとその良さを実感する。

昨今は技術の進歩でエンジンに差を感じなくなったが、
BMWは数少ない「エンジン命」のクルマであるといえる。
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2006年11月18日

世界初の自動車メーカーがつくる誇り高きクルマ

クオリティ・ナンバーワンの名声をほしいままにしてきた
メルセデス・ベンツは、自動車をこの世に生んだ2人を
創業者にいだく世界最高のブランドのひとつである。

カール・ベンツがガソリン3輪車の特許を取得したのが1886年1月、
ゴットリープ・ダイムラーがガソリン4輪自動車を発明したとされるのが
同じ年の冬のことで、一般的にはこの年が自動車誕生年と見なされている。

1926年この2人の自動車人の会社は合併してダイムラー・ベンツとなるが、
2人は生前一度も顔を合わせたことがなかった。

しかし、偉大なエンジニアをダブルで創業者とする
このメーカーのクルマは、メルセデス・ベンツという
ブランド名で売られ、
現在世界で最も人気のあるブランドのひとつとなっている。

有名な「スリー・ポインテッド・スター」は、
1911年に登録されたもので、これは陸、海、空を指すとされ
現在でもダイムラーは航空機エアバスのメンバーであり、
グループが生産するディ−ゼル・エンジンは多くの船舶で使用されている。

ダイムラーとベンツは、合併する以前の1900年から
ともにモータースポーツに熱心に参加した。
当時、クルマの技術を磨くことや新しいメカニズムの開発に
モータースポーツは欠かせないと考えられていたのである。

(中略)

本格的なモータースポーツ、F1への復帰は1954年。
この年、メルセデスは戦後最高のスポーツカーといわれる
ガルウィング・ドアをもつ300SLをデビューさせる。

300SLのエンジンにはボッシュと共同で開発した燃料噴射システムが
キャブレターの替わりに使われていた。
このシステムは戦後の自動車技術における最大の「発明」のひとつ。

このシステムを発展させて現在の内燃機関は存在する
といっても過言ではない。

燃料噴射システムは1954年、55年と大成功を収めることになる
F1マシンW196にも採用され、
これを2座のレーシング・スポーツに改造したのが300SLRで快進撃を続ける。

しかし、55年のル・マン24時間レースで、ピエール・ルヴェーの乗る
300SLRが観客席に飛び込み、81名の観客が死亡するという
モータースポーツ史上最悪の大惨事を引き起こし終止符が打たれる。

この事故の責任を取り、メルセデス・ベンツは
モータースポーツの世界から姿を消すことになり、
1988年にカムバックするまで33年間にもおよんだ。

市販車の世界では、メルセデスは300SLで開発した
燃料噴射システムを改良して
220SEや300SEに与え乗用車用として普及させていく。

ダイムラー・ベンツは1998年11月、USAクライスラーと合併する。
現在、ダイムラー・クライスラーとして
年産300万台規模の大メーカーになっている。


参考文献:徳大寺有恒著「大人のためのブランドカー講座」新潮社刊
posted by german-car at 17:04| Comment(0) | TrackBack(3) | メルセデス・ベンツ