2006年12月09日

今どき数少ない「エンジン命」のクルマ

もともと航空機用エンジンの製造会社として設立された
BMW(バイエルン・エンジン製造会社)は、第1次大戦のドイツ敗北で
やむなくモーターサイクルをつくりはじめる。

現在のBMWは1960年代初めの「ノイエ・クラッセ」
(ドイツ語で「新しいクラス」)1500の登場から始まった
といっていいだろう。

この1500こそ、いまもBMWの生産台数の半分以上を占める主力モデル、
3シリーズの元祖なのである。

日本においては、1950年代BMWはモーターサイクルの優秀性で
その名をあげた。

空冷、水平対向2気筒エンジンは静かでスムーズ、
当時モーターサイクル全盛の日本にあっても、
BMWは「高級」の名をほしいままにした。

BMWは第2次大戦後のドイツの奇跡のひとつといわれている。
BMWのクルマづくりのポリシーは「スポーティでかつゴージャス」で、
このコンセプトが世界中でウケた。

BMWのオーナメントは、よく知られたブルーと白の丸型。
バイエルンの青い空と白い雲、
あるいはアルプスの山の白い雪を示すと同時に、
飛行機の回転するプロペラを表すという。

BMWの社名ともなっているエンジンは、
いまも他の内燃機関とはハッキリ違った
キャラクターを示している。

現代のクルマでこれほどのキャラクターを持っているものを
リストアップすると、
ポルシェのフラット6、フェラーリのV12、そしてBMWのストレート6になる。

ストレート6は、いまではマイナリティになってしまったが、
乗るとその良さを実感する。

昨今は技術の進歩でエンジンに差を感じなくなったが、
BMWは数少ない「エンジン命」のクルマであるといえる。
posted by german-car at 11:04| Comment(0) | TrackBack(1) | BMW
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