2006年12月09日

合理性と楽しさを追求し続けるクルマ

フォルクスワーゲンという自動車会社は戦後生まれであり、
歴史は浅いがドイツ的価値観をよく体現している。

ドイツ的価値観とは合理性とクルマの楽しさの追求であろう。
クルマの楽しさを理詰めで追求すると、VWの場合、4人家族が
可能な限り安全に速く移動することであり、その楽しさの追及を
ドイツは理詰めで行う。VWの魅力もここにある。

初代ゴルフは、1.5L、70馬力級エンジンながら、車重は800kgと軽く
マニュアル4速ギアボックスでスポーツカーのように走った。

初代ゴルフで画期的なのは、GTIといセグメントをつくったこと。
GTIクラスとは、平凡なFF2ボックスに高性能エンジンと足回りを与えて、
新しいプレミアムな価値を与えたクルマである。

GTIの登場によって、もともと初代ゴルフが持っていた資質なのであろうが、
ゴルフはクラスレスな小型車として認知されるようになった。

GTIは追加モデルとして1976年に出てきた。当時輸入元のヤナセは
これを輸入せず、日本の並行業者のプライスは約400万円もした。
ゴルフGTIは小さな高級車となっていく。

2003年フランクフルトショーで発表されたVWゴルフは5代目。
もはや完成といっていいクルマで、
これはもうプレミアム・セグメントである。
posted by german-car at 11:11| Comment(0) | TrackBack(1) | フォルクスワーゲン